味の素(2802)-2026年3月期2Q決算
🍜 上期は売上7,388億円(前年並み)・事業利益867億円(前年並み)・親会社純利益512億円(+2%)。海外調味料とファンクショナルマテリアルズ(ABF®)が牽引し、冷凍食品(国内)と加工用うま味調味料の弱さを相殺。通期は売上1.618兆円(+5.7%)・事業利益1,800億円(+13%)・親会社純利益1,200億円(+71%)を維持。年間配当48円へ増配、自己株買いは1,000億円に加え新たに800億円を追加発表。
味の素の決算分析記事を時系列で掲載しています。
🍜 上期は売上7,388億円(前年並み)・事業利益867億円(前年並み)・親会社純利益512億円(+2%)。海外調味料とファンクショナルマテリアルズ(ABF®)が牽引し、冷凍食品(国内)と加工用うま味調味料の弱さを相殺。通期は売上1.618兆円(+5.7%)・事業利益1,800億円(+13%)・親会社純利益1,200億円(+71%)を維持。年間配当48円へ増配、自己株買いは1,000億円に加え新たに800億円を追加発表。
⚡ 売上高3,640億円(為替除き+3%)で前年並みを維持しつつ、事業利益472億円(為替除き+12%)・マージン13.0%へ改善。調味料+栄養・加工食品が数量・単価ともに拡大し、ファンクショナルマテリアルズ・バイオファーマサービスが二桁増益でヘルスケア等を牽引。通期は売上1兆6,180億円・事業利益1,800億円計画を据え置き、FY30ロードマップ達成へ順調。総合評価は良好。
📈 味の素は売上高1兆5,305億円・事業利益1,593億円で IFRS 移行後の最高値を更新。ROE は 9.0% と低下したが、FY25 は売上1兆6,180億円・事業利益1,800億円を見込み、1,000億円規模の自己株取得と増配で株主還元を強化。