ライオン(4912)-2025年12月期2Q決算
🦁 中間期は売上1,994億円(+0.4%)・事業利益126億円(+30.8億円)・EBITDA214億円(マージン10.7%、+1.3pt)。価格適正化と高付加価値化、競争費用の選択投資、SKU圧縮×物流効率化で収益体質が改善。海外は東南・南アジアが増収増益、中国は高価格帯へ集中。通期見通しは据え置き、2nd STAGEの柱であるオーラルヘルスケアへ再投資を加速。
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🦁 中間期は売上1,994億円(+0.4%)・事業利益126億円(+30.8億円)・EBITDA214億円(マージン10.7%、+1.3pt)。価格適正化と高付加価値化、競争費用の選択投資、SKU圧縮×物流効率化で収益体質が改善。海外は東南・南アジアが増収増益、中国は高価格帯へ集中。通期見通しは据え置き、2nd STAGEの柱であるオーラルヘルスケアへ再投資を加速。
🛒 連結売上高9,744億円(+5.6%)・営業利益302億円(+24.1%)で増収増益。情報通信機器(携帯/PC)が牽引し、粗利率26.7%へ改善。自己資本比率34.2%(+2.4pt)、有利子負債▲80億円で財務健全化を進捗。26/8期は売上1兆130億円・営業利益305億円計画、年間配当41円を継続(配当性向40%目標)。
📈 3Q累計売上高は7,299億円、営業利益245億円と過去最高ペース。既存店客単価の上昇とEC拡大で営業利益率3.4%へ改善し、親会社純利益は151億円で前年比+43%。通期予想を上方修正し、年間配当40円へ増配を決定。
☕ 売上収益136億円・営業利益22.9億円で1Q過去最高を更新し、EPS33.75円を計上。国内既存店の客単価上昇と新規出店が牽引し、営業利益率16.8%を維持。海外テスト出店を加速しつつ、仕入価格上昇を価格改定で吸収。
📊 ニトリホールディングスは売上高9,289億円で過去最高を更新したものの、原価高と人件費増で営業利益は1,203億円(▲5.8%)と減益となり、ROEは8.3%に低下。2026年度は物流自社化とPB拡充で荒利率53.5%へ回復を見込み、営業利益1,292億円を計画。21期連続増配を継続し、年間配当154円を予定。
📊 ライオンは売上高942億円・事業利益53億円で増収増益を達成。EBITDAマージンは10.3%へ上昇し、配当は年間30円へ10期連続増配を予定。収益性の高い海外とオーラルヘルスケアが成長を牽引し、業績予想は増収増益を維持。
📊 イオンは営業収益10兆1,348億円を突破(前年比+6.1%)も、構造改革費用等により最終利益は大幅減益。
📊 良品計画は2025年度上期で営業収益3,820億円(前年比+19.4%)を達成。営業利益は361億円(前年比+49.8%)と大幅増益。