化学・素材

化学・素材セクターの企業の決算分析記事を掲載しています。

5社 • 15件の決算分析記事

資生堂(4911)-2025年12月期3Q決算

💄 3Q累計は売上6,938億円(▲4%)・コア営業利益301億円(+10%・率4.3%)。米州のれん減損468億円等で非経常▲634億円、営業損失334億円だが、フリーCFは316億円に改善。通期は売上9,650億円(▲3%)・コアOP 365億円据え置き、当期利益は▲520億円へ下方修正、配当40円維持。コスト削減210億円(25年)は計画通り進捗、26年は250億円超を確度高く見込む。

[4911]

味の素(2802)-2026年3月期2Q決算

🍜 上期は売上7,388億円(前年並み)・事業利益867億円(前年並み)・親会社純利益512億円(+2%)。海外調味料とファンクショナルマテリアルズ(ABF®)が牽引し、冷凍食品(国内)と加工用うま味調味料の弱さを相殺。通期は売上1.618兆円(+5.7%)・事業利益1,800億円(+13%)・親会社純利益1,200億円(+71%)を維持。年間配当48円へ増配、自己株買いは1,000億円に加え新たに800億円を追加発表。

[2802]

富士フイルムホールディングス(4901)-2026年3月期2Q決算

📸 2Qは売上8,229億円(+7.5%)・営業益832億円(+13.3%)・純益665億円(+34.1%)で四半期過去最高。上期も売上1兆5,724億円・OP1,585億円・純益1,202億円と過去最高を更新。イメージングの大幅増益と半導体材料の伸長が牽引し、米関税や銀高の逆風は吸収。通期は売上3.3兆円へ上方、OP3,310億円・純益2,620億円据え置き、年間配当70円(16期連続増配)。

[4901]

積水化学工業(4204)-2026年3月期2Q決算

🏠 上期は売上高6,298億円(+7億円)と過去最高を更新も、営業利益454億円(▲33億円)。住宅は構成良化で増益、環境LL・メディカルは市況低迷で減益。通期は売上1兆3,232億円・営業利益1,100億円へ修正し最高益計画を維持。配当80円(16期連続増配)に加え、自己株買い枠1,000万株(年間合計1,400万株)を追加。

[4204]

富士フイルムホールディングス(4901)-2026年3月期1Q決算分析

📷 売上高7,495億円(+0.1%)で過去最高を更新、営業利益753億円(+21%)と二桁増益・マージン10.0%。為替差損で純利益538億円(▲12%)も、全セグメント増益。米国関税影響60億円を織り込みつつ通期見通し(売上3.28兆円・営業利益3,310億円)を据え置き、CDMOと半導体材料が成長ドライバー。

[4901]

資生堂(4911)-2025年12月期2Q決算分析

💄 売上高4,698億円(▲8%)もコア営業利益234億円(+21%)・マージン5.0%へ増益転換。構造改革とコストマネジメント効果で日本が収益性大幅改善、中国・TRは減収ながら利益率22%維持。通期は売上下振れリスクを織り込みつつコア営業利益365億円必達を掲げ、2カ年コスト削減効果500億円でROIC改善を目指す。

[4911]

味の素(2802)-2026年3月期1Q決算分析

⚡ 売上高3,640億円(為替除き+3%)で前年並みを維持しつつ、事業利益472億円(為替除き+12%)・マージン13.0%へ改善。調味料+栄養・加工食品が数量・単価ともに拡大し、ファンクショナルマテリアルズ・バイオファーマサービスが二桁増益でヘルスケア等を牽引。通期は売上1兆6,180億円・事業利益1,800億円計画を据え置き、FY30ロードマップ達成へ順調。総合評価は良好。

[2802]

カルビー(2229)-2026年3月期1Q決算分析

🥔 売上高822億円(+5.9%)で計画超過、営業利益53億円(▲31%)ながら着地は計画比+1億円。国内スナック・シリアルが数量伸長しマーケ刷新が奏功。海外は二桁増収もインドネシア・英国の原価悪化で減益。通期計画を据え置きつつ、新工場稼働とDX投資で生産性向上を図り年間配当を維持。

[2229]

積水化学工業(4204)-2026年3月期1Q決算分析

🏠 売上収益3,051億円(+2.1%)と過去最高を更新し、営業利益212億円(+5.1%)で営業利益率6.9%。住宅カンパニーが大幅増益を牽引した一方、為替差損で経常利益は減少。上期計画の営業利益489億円を据え置き、中間配当を40円に増配へ。

[4204]

資生堂(4911)-2025年度1Q

📊 資生堂は売上高2,282億円・コア営業利益83億円と減収減益ながら、日本事業の構造改革効果で黒字を確保。通期見通しを据え置き、下期にかけて大型新商品の投入とコスト削減を加速させる方針。

[4911]

味の素(2802)-2024年度決算

📈 味の素は売上高1兆5,305億円・事業利益1,593億円で IFRS 移行後の最高値を更新。ROE は 9.0% と低下したが、FY25 は売上1兆6,180億円・事業利益1,800億円を見込み、1,000億円規模の自己株取得と増配で株主還元を強化。

[2802]

🚀富士フイルム-2024年度決算

📊 富士フイルムは売上高3兆1,958億円・営業利益3,302億円で過去最高を更新。バイオCDMOと半導体材料が成長を牽引し、16期連続増配へ。

🚀積水化学工業-2024年度決算

📊 積水化学工業は営業利益1,080億円(前年比+14.4%)で過去最高を更新。高機能プラスチックスの伸長とスプレッド維持が利益成長を牽引。

💄資生堂-2024年度決算

📊 資生堂は売上高9,906億円(前年比 -1%)を記録。構造改革が進むも、米州の苦戦と中国市場の低迷が影響。

🚀カルビー-2024年度3Q

📊 カルビーは過去最高の売上高・営業利益を更新。国内販売の好調が全体業績を牽引し、北米・中華圏も増収増益。